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 主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)出席のため大阪を訪問中のトランプ米大統領は、2020年米大統領選をめぐる米民主党のテレビ討論会について相次いで言及した。米民主党のライバルたちの動向がとても気になり、各国首脳らとの会談日程をこなしつつも「心ここにあらず」の状態のようだ。

 28日はドイツのメルケル首相との会談中、ほぼ同時間帯に米フロリダ州で行われていた米民主党のテレビ討論会を「あまり面白くなかった」などと批判したのみならず、ツイートでも「『スリーピー(眠そうな)・ジョー』(ジョー・バイデン前副大統領)と『クレージー・バーニー』(バーニー・サンダース上院議員)にとっては良い日ではなかったようだ」と論評した。

 トランプ氏はまた、ブラジルのボルソナーロ大統領との会談中にもベネズエラの話から徐々に脱線し始め、「(首脳)会談の間に少しばかり討論会を見たけど、感動しなかったね」と米民主党のテレビ討論会に再び言及。「米民主党は社会主義政党という名前に変わるといううわさを聞いた」などと吹聴した。討論会の開催で米民主党ばかりにメディアのスポットライトが当たり、自身の存在が薄れることを警戒したともみられる。(園田耕司)