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 主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席中の韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領とロシアのプーチン大統領が29日、大阪市内で会談した。首脳会談で遅刻が多いことで知られるプーチン氏は2時間近く遅れて席につき、会談は午前1時半に終了した。

 韓国大統領府は韓国記者団にプーチン氏の遅刻について「外交上の礼儀を守らない『外交欠礼』ではなく、全体的な日程の遅れによる影響」と説明した。

 韓国大統領府によると、会談でプーチン氏は、今年4月に北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長とウラジオストクで行った会談内容を伝達。正恩氏は非核化について「我が国への安全を保証することが核心であり、非核化に対する相応の措置が必要だ」と強調したとプーチン氏は述べたという。

 一方、文氏は「(最近の)トランプ米大統領と金正恩委員長の親書の交換によって、対話の機運が再び高まっている」と言及。「肯定的な機運を生かせるように、ロシアや中国とも協力できることを期待する」と述べ、プーチン氏の訪韓を改めて要請した。(武田肇)