1年生だけの新チーム、初戦コールド負け 先輩が大声援

荻野好弘
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(29日、高校野球愛知大会 一宮11―1新城有教館)

 新城と新城東の統合校として、今春開校した新城有教館。1年生のみ選手11人のチームを、同じグラウンドで練習する新城東の選手らが応援した。

 三塁側スタンドに陣取った新城東の野球部員はマネジャーを含め2、3年生だけで22人。山本耕作君(3年)は新城有教館・山本峻作主将の兄だ。「夏の大会ならではの雰囲気にのまれるな」と弟にアドバイスしたといい、ひときわ大きな声援を送った。

 新城有教館は一宮にコールド負けを喫したが、本塁打で1点を返し、一矢報いた。「みんな思い切ったプレーをしていた」と耕作君。峻作君は「先輩たちにがんばってもらいたい」。兄たちの試合は初戦から応援に駆けつける予定だ。(荻野好弘)

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