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 主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に招待されて来日したチリのセバスティアン・ピニェラ大統領が29日、広島市を初めて訪れ、原爆死没者慰霊碑に献花したり、平和記念資料館を視察したりした。

 同国は今年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)の議長国で、日本政府がG20に招待した。

 ピニェラ大統領は取材に対し、「現在の世界情勢の中で、広島と同じ被害が再び起こらないという保証はない」と危機感を示した上で、中南米核兵器禁止条約(トラテロルコ条約)に加盟していることに言及。「中南米だけではなく世界中から核兵器がなくなるよう祈りたい。より責任を持って核廃絶に取り組みたい」と語った。(東郷隆)