[PR]

(29日、高校野球南北海道大会 駒大苫小牧6―5苫小牧中央)

 苫小牧中央は春の全道大会を制した駒大苫小牧に肉薄した。敗れたものの、背番号「11」の2年生、根本悠楓(はるか)投手が粘り強い投球を見せた。

 序盤は浮いた球を捉えられ、五回までに5失点。五回終了後、監督に「気持ちが弱い」と指摘された。「絶対に打たせない」と気持ちを切り替え、中盤以降は切れのある変化球で相手打線を翻弄(ほんろう)。打撃でも2本の適時打を放つ活躍を見せた。だが、同点で迎えた九回裏、サヨナラ安打を浴びて力尽きた。

 白老町立白翔中のエースとして日本一を経験。道内で唯一、野球日本代表U15のメンバーに選ばれた。「地元から甲子園を目指したい」と、道外の学校からの誘いを断って苫小牧中央に進学した。根本投手は「先輩の夏を自分が終わらせてしまった。来年は先輩たちの気持ちも背負って、甲子園に行きたい」と前を見据えた。(遠藤美波)