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 「結婚と冒険」をテーマに、探検家でノンフィクション作家の角幡唯介(かくはたゆうすけ)さん(43)が講演した。太陽が昇らない冬の北極圏を約80日間旅した記録『極夜行(きょくやこう)』(文芸春秋)で第45回大佛次郎賞を受賞。その記念講演が6月29日、横浜市で開かれ、体験をからめ、結婚と冒険の共通点を語った。

 3年前の『極夜行』の旅では、同伴の犬と交代でソリを引いた。次は犬ぞりを使う計画だ。複数の犬を使うため訓練も必要な犬ぞりは、以前は考えてもいなかった。何度もグリーンランドに通って土地に詳しくなり、アザラシがいる場所を見つけたとき、ひらめいた。「食料として仕留め、昔のイヌイットのように自給しながらさらに奥地へ長く旅することも、犬ぞりだったら可能では。犬ぞり探検が、にわかに隆起してきた」

 そのおもいつきは「〈選択〉の結果ではなく、自分自身の過去のふるまいや歩み、言動から生まれてきた〈事態〉なんです。だから逃れようがない」。

 その点で、結婚も冒険も同じだ…

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