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 活発化した梅雨前線の影響で、九州各地は30日、大雨となった。熊本県内では10市町村の計約22万人を対象に避難勧告が出された。1日も激しく降る恐れがあり、気象庁が土砂災害や河川の氾濫(はんらん)などへの警戒を呼びかけている。

 同庁によると、熊本県宇城市では3時間に148ミリの雨が降り、観測史上最多となった。同県南阿蘇村では29日午前7時から30日午後4時までに280・5ミリの雨が降るなど、各地で総雨量が200ミリを超えた。

 同県益城町では岩戸川と木山川が合流する付近で川があふれ、田植えが終わった周囲の水田に水が流れ込んで湖のようになった。

 梅雨前線は3日にかけて九州付近に停滞する見込み。前線には今後も暖かく湿った空気が流れ込むため、1日も局地的に非常に激しく降り、大雨が長時間にわたって続く恐れがあるという。