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 新発田市教育委員会が、市民が企画した韓国映画の上映などを含むイベントの後援申請を不承認としていたことがわかった。市教委は当初、「後援すれば市が社会的非難を受ける恐れがある」と伝えていた。

 イベントは9月16日、生涯学習センターで韓国映画「金子文子と朴烈(パクヨル)」の上映などが行われる予定で、7月18日に後援申請があった。市教委の担当者は26日、主催者に「後援は不承認の方向で進めている」と伝えた。同市と韓国との交流事業を巡って市に批判的な文書や電話が寄せられているとして「後援することで市が社会的非難を受ける恐れがある」と説明したという。

 市教委は30日になって後援しないことを正式に決定。理由として、映画がPG12に指定されていることなどを挙げて「韓国との関係というよりも映画の内容から後援は不適当」としており、佐藤弘子教育次長は「担当者が先走って正式決定前に伝えてしまった。今回の判断に社会情勢は関係ない」と説明している。

 イベントを主催する同市の斎藤徹夫さんは「場当たり的な対応だ。昨年の映画も年齢制限があったが後援されている」と話した。