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 宮城県村田町の歴史みらい館で、企画展「猫にお願い 東北地方の猫神・猫絵馬・猫供養」が開かれている。石像やお札など、東北各地に広がる「猫愛」「猫信仰」のしるしを、約160点も集めた。入館無料、10月20日まで。

 江戸時代から昭和にかけて、特に宮城、福島、岩手3県ではネズミを退治する猫を神として信仰したり、飼い猫が死ぬと手厚く供養したりする風習が根づいていた。みらい館の専門員・石黒伸一朗さん(61)は、各地の猫碑などを調べてきた第一人者。今回はその集大成だ。

 「猫と人間が昔から深い関係だったことを、知ってほしい」と石黒さん。集結したのは、ポップでキュートな猫たちだ。3匹が並んだ珍しい石像(福島県伊達市、年代不詳)や、人見知りなのか後ろ姿で描かれた絵馬(同県川俣町、1919年)、猫面の鬼瓦(新潟県南魚沼市、1955年)なども。

 8月18日午後1時半、石黒さんによる無料の講演会がある。平日の月曜、祝日の翌日が休館。(石橋英昭