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 日本の各地に残り、荒廃してゆく「戦争遺跡」の写真集ができた。写真家の三枝(みえだ)妙子さん(57)=大阪市=が戦争を知らない自分と向きあい、訪ね歩き、撮ってきた20年の記録だ。

 「戦争を知る旅―軍事要塞(ようさい)を訪れる」に収められたのは、北海道のトーチカ群、大阪の真田山陸軍墓地、広島・大久野島の毒ガス製造工場、沖縄の壕(ごう)など20カ所以上のモノクロ写真。海峡を守る要塞、砲台、火薬庫、観測所……朽ち、草むした姿が戦争の記憶の風化を象徴している。

 三枝さんは1961年生まれ。小学生の時に、大阪・梅田の陸橋で見た傷病軍人の姿が「戦争」にまつわる最初の記憶だ。突然あらわれた「過去」「兵隊さん」に驚いた覚えがある。

 長じてからは母親(89)の体…

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