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 大熊町大川原地区で今春稼働したイチゴ栽培施設で、イチゴに使えない農薬を使用していたことがわかり、栽培した約1万9千株を廃棄することになった。7月に予定されていた初出荷は、8月にずれ込む見通しだ。

 施設を運営する「ネクサスファームおおくま」によると、JA福島さくらからイチゴの苗に使用できない殺菌剤が納入された。本来の殺菌剤と商品名が似ていたため、誤りに気づかずに使ってしまい、5月にミスに気づいたという。徳田辰吾・工場長は「残念だが、今後も情報公開を徹底し、安全な商品をお届けしたい」と話している。

 ネクサスファームおおくまは町が100%出資して設立された。施設は広さ約2万9千平方メートルで、巨大なビニールハウスの中でLEDライトなどでイチゴを栽培している。(三浦英之