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 米国による広島、長崎への原爆投下で我が子を奪われた親、死んでいった子らの言葉がつづられた手記などを、女優たちが市民と演じる朗読劇「夏の雲は忘れない」が5日、広島県三次市三次町の市民ホールきりりである。2008年から全国で公演を続けてきたが、メンバーの高齢化を理由に今年で幕を下ろす。

 演じてきたのは、女優たちでつくる「夏の会」。中心メンバーの渡辺美佐子さん(86)は、1985年に始まった前身の朗読劇「この子たちの夏」からずっと関わってきた。

 三次公演で出演するのは、長内美那子さん、川口敦子さん、高田敏江さん、寺田路恵さん、日色ともゑさん、山口果林さんの6人。三次市立川地中1年の生徒たちと共演する。

 全席自由。一般2千円、学生1千円。問い合わせは同ホール(0824・62・2222)へ。(宮崎園子