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 活発化した梅雨前線が停滞した影響で30日夜から1日にかけて、鹿児島県内は大雨に見舞われた。いちき串木野市で約2900世帯・約6千人に避難指示が出され、5市の約38万8千世帯・約82万9千人に避難勧告が出された。各地で河川の増水や土砂崩れが起き、交通機関も大きく乱れた。

 気象庁は「梅雨前線の活動が活発な状態は4日ごろにかけて続き、九州を中心に大雨が続くおそれがある」として、土砂災害への厳重な警戒を呼びかけている。

 避難勧告の対象となったのは、鹿児島市=喜入地区を除く約27万1千世帯・約58万4千人▽姶良市=市全域の約3万7千世帯・約7万7千人▽日置市=吹上地区を除く約1万9千世帯・約4万1千人▽曽於市=約160世帯・約320人▽霧島市=市全域の約6万1千世帯・約12万6千人。

 鹿児島市によると、1日午前7時20分ごろ、鹿児島市本城町の崖が崩れ、土砂が近くの平屋の住宅に流入し、3人暮らしの住人のうち70代女性が土砂に埋まった。消防によって救出され、病院に搬送されたが、死亡した。