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 広島、長崎で原爆に遭い、大阪府堺市で暮らす被爆者でつくる堺原爆被害者の会(堺広長(こうちょう)会)と、子世代で構成する2世の会が20、21日、市総合福祉会館(堺区南瓦町)で第11回堺原爆展を開く。入場無料。

 今年のテーマは「かたりつぐ―若ものたちへ―」。戦後74年を経て、体験を語れる被爆者が少なくなるなか「いかに次の世代に継承するか。その手段を増やしていかないといけない」と2世の会会長の積山洋さん(65)は力を込める。

 初めての試みとして、長崎の被爆者、山脇佳朗さんの体験を語り継いでいる松尾蘭子さんを招き、証言をしてもらう(21日午後2時から)。終了後は若い世代を交え、感想を語り合う場を設ける。

 堺在住の被爆者2人の体験記の朗読(21日午後3時、同4時から)▽被爆体験をもとにした紙芝居上演(21日午後3時半、同4時半から)▽堺広長会が一昨年制作した被爆証言DVDの上映(20、21日に計3回)も予定されている。

 「あなたの〈大切〉」をテーマにした絵画も募集している。四つ切り画用紙で、水彩やクレヨンなど画材は問わない。寄せられた作品は会場で展示する(原則返却不可)。問い合わせは2世の会の片岡さん(090・7764・5451)。(加戸靖史)