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 第101回全国高校野球選手権鹿児島大会(朝日新聞社、県高野連主催)が6日、開幕する。大会の見どころや展望、注目選手を、県内の高校野球に詳しい3人に語ってもらった。

座談会の出席者

県野球審判協会審判長・今田政信さん

県高野連、九州高野連顧問・野村次丸さん

県高野連理事長・中森敏朗さん

 ――組み合わせ全体の印象を教えてください

 中森 左側の山にNHK旗に出場した9校、右に11校。バランスが良い。力のある学校がばらついたなという印象。

 ――Aブロックの見どころを

 野村 好投手がいる薩南工に注目。第1シードの神村学園との初戦は面白い対戦になるのでは。鹿屋や川内など実力校もいる。

 ――Bブロックは

 野村 シード校が順当にあがるのではないか。

 中森 鹿児島実、鹿児島情報の2校中心。番狂わせは難しいかも。

 ――Cブロックは

 野村 秋と春の県大会の成績でみると第3シードの尚志館が良い。夏の甲子園最多出場校の一つ樟南がどう戦うか。

 今田 鹿児島工―鶴丸に注目している。勝った方が(順当に勝ち上がれば)尚志館とあたる。どう戦っていくのか。

 中森 尚志館はエースの福重君に注目。投手としてだけでなく打力も鍵を握る。

 ――Dブロックは

 今田 第2シードの鹿児島城西は投手力が安定している。春の県大会で投げる回数が少なかった小峯君が復調すれば期待できる。鹿屋中央もまとまりがある。良い戦い方ができるのでは。

 中森 鹿児島城西の打線は積極性がある。甲子園のかかった大会でどこまで勢いあるバッティングができるか。

――注目投手は

 野村 鹿児島城西の小峯君。上手投げで185センチくらいの長身から繰り出すカーブは落差がすごい。プロも注目の選手。

 中森 薩南工の永江君。アンダースローのピッチャーであれだけバランスがいいのは見たことがない。樟南の西田君は1年生にしては動じないピッチングをする。鹿屋の和泉君は波のない選手。鹿児島実の高田君は体も大きくて久々の本格派。鹿児島情報では左の沖田君。

 ――打者では

 今田 尚志館の窪田君と福重君。長打力が魅力。鹿屋中央の柊木野君もパンチ力がある。川内の祝迫君も。この辺の選手が調子をあげていけば面白い。

 ――甲子園を見据え、県勢に期待することは

 中森 ここ何年かぶっちぎるチームは出ていない。優勝したチームはミスが少ない野球で甲子園に臨めたら勝てるのではないか。

 ――最後に高校野球ファンにメッセージを

 中森 観戦者が多くなれば、必然的に選手のひたむきさも倍増する。一日でも多く球場に足を運んでくれたら選手のやる気につながり、思わぬ力がでることもある。選手とお客さんが一体になっていければ。(聞き手・合田純奈、小瀬康太郎)

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 3氏の座談会はKKB鹿児島放送のユーチューブチャンネルで見ることもできます。