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 徳島市は伝統文化の継承と担い手作りにつなげるため、市内の小学校を対象にした阿波踊りの育成出前講座の財源200万円をインターネットを通じて募るクラウドファンディング(CF)を、今月から始めた。

 育成講座では、有名連の団体「阿波おどり振興協会」や「県阿波踊り協会」の踊り手や鳴り物奏者が子どもたちを直接指導する。CFの寄付は開催校数を増やす費用に充てる。今年度は4、5校を募集したが、2020年度は10校程度で実施する予定だ。市内の小学校では、児童が運動会などで阿波踊りを披露するのに合わせて、それぞれの地元の有名連などに指導を頼んで練習している。

 寄付は個人向けと法人向けの二つ。個人は1万1千円からで、法人は3万、10万、20万円。市外在住者にはスダチや大野海苔(のり)など特産品を贈り、法人には観光PR用うちわなどに法人名を掲載する。ふるさと納税を紹介する「ふるさとチョイス」のサイト(https://www.furusato-tax.jp/別ウインドウで開きます)で受け付ける。募集期間は8月31日まで。

 遠藤彰良市長は「阿波踊りは、徳島に住む人たちにとって『宝』です。子どもたちにその伝統や技術などをしっかりとつなげることで、さらなる発展に結び付けられたら」と語った。(佐藤常敬)