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 美術家・横尾忠則の作品が持つユーモアやウィットに焦点を当てた展覧会が神戸市灘区の横尾忠則現代美術館で開かれている。遊び心やパロディー精神にあふれた作品に思わずニヤリとさせられたり、仕掛けられた謎や毒にギョッとさせられたり。横尾作品の特徴的な側面が堪能できる。「タブーに挑戦した」という横尾。展覧会の名は「人食いザメと金髪美女―笑う横尾忠則展」だ。

 展示は3章仕立て。油彩画やアクリル画、舞台美術など約140点を紹介している。

 第1章では、思いがけないもの同士を画面上で組み合わせて驚きや謎を生み、そこにユーモアを重ね合わせた絵画が並ぶ。例えば「Panicぱにっくパニック」。映画「ジョーズ」を思わせる巨大なサメが大口を開け、その横にマリリン・モンローに似た金髪美女が大笑いしている構図。下に線で描かれた横たわる男性像が脱力感を誘う。

 「天の足音」は、火山の噴火を連想させる真っ赤な画面の上部に点々と足跡が記され、警句をもじった「天才ハ忘レタコロニィヤッテ狂ゥ」の金文字が躍る。画面下のひっくり返った亀と、景色を楽しむかのように寄り添う2人連れが違和感を誘う。

後半では、世界的名画のパロディーや「スーパー狂言」の小道具も。

 女優ナタリー・ウッドの顔を描…

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