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 2月に国史跡に指定された幕末の長府藩主居館跡「勝山御殿跡(かつやまごてんあと)」(山口県下関市)の敷地内に、山口県のレッドリストに掲載されているハッチョウトンボが生息していることが分かった。県西部の自然界ではこれまで観察された記録がなく、空白地帯を埋める発見という。

 生息を確認したのは、地元の昆虫写真家、今井全(あきら)さん(50)。2016年7月、勝山御殿跡にある湿地を観察していたところ、腹の赤い小さなトンボがいるのに気付いた。ハッチョウトンボのオスだった。一円玉ほどの大きさで、国内最小トンボの一つ。日当たりのいい湿地や休耕田などに生息し、国内では本州と四国、九州に分布する。

 今井さんはこのとき、腹がまだら模様のメスをカメラに収めた。翌年6月はオス2匹、18年7月にはオス2匹とメス4匹の撮影に成功。「ここは生息域なんだ」。そう考えて、県内の昆虫の生態や分布を調べている「山口むしの会」に連絡した。現地で一緒に改めて観察し、正式に生息が記録された。

 下関市や美祢市、長門市といっ…

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