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 JR北海道をのぞくJRグループの旅客5社と私鉄など鉄道各社が2日、10月に予定される消費税率10%への引き上げに伴う運賃の値上げを国土交通省に申請した。国交相の認可を受けて実施する。値上げは消費税率が8%に引き上げられた2014年4月以来、5年半ぶりとなる。

 JR東日本は、山手線や東京近郊の路線の初乗り運賃をICカード利用で136円(現行133円)に引き上げ、切符は140円で据え置く。ほかの地方の路線の初乗り運賃はICカード利用で147円(同144円)に、切符で150円(同140円)にそれぞれ引き上げる。地方では切符の方が安くなる場合があり、たとえば横浜―熱海間は切符の方がICカード利用より2円安くなるという。

 JR東海は、東海道新幹線の東京―新大阪間ののぞみ号(指定席)の運賃・特急料金を1万4720円(現行1万4450円)に引き上げる。

 経営難が続くJR北海道は、10月の消費増税に合わせた平均15・7%の運賃値上げを5月に国交省に申請済み。認可されれば、初乗り運賃は200円(同170円)になる。

 首都圏を中心とする私鉄各社は、ICカード利用では1円単位で増税分を運賃に上乗せする。切符では、10円単位で引き上げる場合と据え置く場合がある。東京メトロは、初乗り運賃をICカード利用で168円(同165円)に引き上げ、切符は170円で据え置く。(南日慶子)