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 JR大阪駅前の旧大阪中央郵便局跡地で、再開発が再び動き出すことになった。日本郵便などの企業グループが、オフィスや商業施設、劇場、ホテルなどが入る地上39階(地下3階)建ての複合ビルを建設する計画。2024年3月の完成をめざす。

 同社などによると、1万2920平方メートルの敷地に高さ190メートル、延べ床面積22万7千平方メートルのビルを建設する。事業には、日本郵便のほか、JR西日本、大阪ターミナルビル、JTBが参加し、20年7月に着工する計画。外国人旅行者の増加を受けて新たにホテルの導入を検討するほか、約1700席の劇場も設置する方針で、大阪市とも協議を進めているという。

 跡地の再開発は08年に発表されたが、リーマン・ショックの影響で凍結。その後、「よしもと西梅田劇場」(今年8月に閉館予定)などができて活用はされてきた。

 オフィスやホテルの需要の増加を受け、大阪・梅田では再開発が相次ぐ。「関西最後の一等地」と言われる「うめきた2期」エリアには、都市公園の外側にホテルやオフィス、分譲住宅のビルができる。今秋開業のヨドバシ梅田タワーは地上35階(地下4階)建てで、商業施設やホテルが入る。建て替え中の阪神百貨店は22年春に百貨店やオフィス、ホールからなる複合ビルが全面開業する。(西尾邦明)