[PR]

 公立学校共済組合(本部・東京)が運営する四国中央病院(愛媛県四国中央市川之江町)は、分院の三島医療センター(同市中之庄町)の全診療科(内科、整形外科、放射線科)を8月末で休止すると発表した。

 受診者については、四国中央病院や近隣の医療機関を紹介し、継続して診療を受けられるよう努めるという。2025年までに、三島医療センターの土地に四国中央病院と三島医療センターを統合した新しい中核病院の建設を目指しており、「三島医療センターの地盤や現存施設の強度などの調査をする必要があるため」と説明している。

 三島医療センターは敷地面積約2万平方メートル。1992年に旧県立三島病院として鉄筋コンクリート造りの現施設(地上5階、地下1階)が建てられた。2010年4月、経営が悪化した同病院を移譲された四国中央病院が、分院として診療を開始した。15年に入院診療と二次救急体制を休止し、現在は外来のみの診療を続けている。

 公立学校共済組合は全国8カ所で直営病院を運営しており、四国中央病院もそのひとつ。(矢野裕一)