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 緑内障患者は睡眠中の血圧が高いことを、奈良県立医科大学の研究チームが見つけた。睡眠中の高い血圧は、日中の血圧より心臓の病気のリスクを高める可能性があるとされる。同大の吉川匡宣(ただのぶ)講師は「緑内障の人は、普段から血圧により気をつけた方がいいと考えられる」と話す。

 緑内障は眼圧が上がって目の神経が傷つくことで徐々に視野が欠けていく病気。40歳以上の日本人の約20人に1人がかかっているが、自覚症状がない人も多いとされる。

 研究チームは緑内障の患者109人と、緑内障でない708人の血圧を30分ごとに丸2日間測った。睡眠中の最高血圧は緑内障患者が平均119・3ミリHgで、緑内障でない人が114・8ミリHgだった。年齢や肥満などの影響を考慮しても、緑内障患者の方が高かった。

 血圧は通常、日中に比べ寝てい…

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