[PR]

 自民党がネット上で女性ファッション誌「ViVi」と展開したタイアップ広告記事が、「自民党の政策と異なるのでは」「企画の説明があいまい」など、論議となった。若い女性向けに社会問題を取り上げるメディアを運営する石井リナさん(28)も、記事の公開直後から、企画に疑問を投げかけるツイッターを発信した。石井さんは、多くの人が口にした「気持ち悪さ」の源泉は「#自民党2019」というハッシュタグだと指摘する。自民党だから? いやいや「#」だというが、どういうことなのか。

 石井さんは「社会問題からセックスまで多様な選択肢を提案する」というウェブメディア「BLAST」の編集長を務める。日本では、政党とメディアの関係は欧米より遠く見えるという。「政策や社会的なメッセージに関わる記事が若者向けのメディアに少ない。米国ならこのメディアは民主党寄り? それとも共和党寄り? といったように、考えながら読みますよね」

 自民党とViViのタイアップ広告記事は、政党とメディアが日本でも近づいてきた、その先駆けということだろうか? 石井さんは「そうじゃなかったと思う」と話す。今回の企画は読者が憧れるモデルたちが「あってほしい社会」について意見を語るスタイルで、政党色は薄い。

 「自民党としての意見をはっきり打ち出し、それを応援しようと思う人は拡散して、というキャンペーンならば『意味』はわかる。批判は浴びるとしても、です。でも今回、発信を促されたのは『私たちの理想とする社会』でした」

 モデルたちは、「#自民党2019」を付けて発信するよう読者に呼びかけた。しかし記事には「政治的な意図はない」(版元の講談社)のだ。石井さんは「意味のわからなさが気持ち悪かった」と振り返る。意味のわからなさの象徴が「#」だ。

 石井さんはもともと、IT系広…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら