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 蒸し暑く、食中毒に注意が必要な時期だが、どんなばい菌に注意すればいいだろう。親しみやすいイラストを使い、ばい菌の特徴を学んでもらおうと、研究者が「バイキンズカード」を作った。カードゲームを通じ、科学研究を身近に感じてもらうための活動だ。

 大阪市立大で細菌学を専門にする金子幸弘教授(47)は、自作した「バイキンズカード」を並べながら、特に今の時期に注意するべき「ブドウキューキン族」を指してこう話す。「黄色(おうしょく)ブドウ球菌は10%の塩でも生き残る。おにぎりを電子レンジで温めても菌は死滅するが熱に強い毒素は残る。おにぎりはラップを使って握りましょう」

 2014年まで国立感染症研究所の研究員だった。研究所の見学者に、人間に有害な「ばい菌」の話をわかりやすく伝えようと思ったのがきっかけだ。

 子どもによく知られるキャラクターを使いたかったが、著作権が問題だ。当時は真菌、いわゆるカビが専門で、趣味のイラストを生かしてカビのキャラクターを作ることにした。大阪市大に着任した後、「学生の教育に使いたい」と別の先生から依頼され、細菌も加えた主な32種類をカードに採用した。

 小さなカードだが、菌の特徴を詰め込んだ。書かれた情報には、水中を好む「水」、熱帯にいる「火」などの「性質」や、感染の強さを表す「攻撃力」。抗菌薬への耐性の強さ「防御力」も。「得意分野」もN、R、E、Uと分かれ、それぞれ脳神経、呼吸器、腸管、尿路と感染しやすい部位に対応する。

 たとえば「ハイエンキューキン…

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