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 独アウディ日本法人は3日、同社のSUV(スポーツ用多目的車)で最上級となる「Q8」を発表した。価格は約1千万円で、9月3日に発売する。世界的なSUV人気を背景に、欧州の高級車メーカー各社が相次いでSUVの新型を投入しており、競争が激しくなりそうだ。

 Q8は、「Q3」「Q7」など同社が展開するSUVのシリーズ「Q」の中で、新たに開発した最上級車種。スポーティーなクーペ型が特徴。アウディ日本法人のフィリップ・ノアック社長は「すでに大型のQ7があるが、SUV市場は成長を続けている。Q8はよりスポーティーでスタイリッシュなSUVクーペを求める人へのアウディの回答だ」と話した。

 停止時や発進時のみ電力で走って燃費効率を高める「マイルドハイブリッド」を搭載した。同一車線内で前の車を追走するなどの安全運転支援機能もつく。車内には大型のタッチパネルをつけ、スマートフォンといったデジタル機器とつなぐことができる。

 いずれのグレードも排気量3リットル、340馬力のガソリンエンジンで四輪駆動。価格は消費税込み992万円から。

 スポーティーな外観が特徴のSUVは、世界的な人気が続いている。アウディも、2025年までに同社の世界販売の5割をSUVが占めるようになると予測。アウディ以外の欧州各社も力を入れている。独メルセデス・ベンツは6月に全面改良した「GLE」を日本に投入。独BMWも6月、同社のSUV中で最大・最高級と位置づける「X7」を日本で発売した。

 ポルシェやランボルギーニ、英ロールスロイスといった超高級車メーカーやスーパーカーメーカーもSUVを開発しており、数百万円から数千万円のモデルまでSUVの選択肢が広がり続けている。(森田岳穂)