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 太平洋戦争末期の沖縄戦で多くの女子生徒が亡くなった「ひめゆり学徒隊」。その史実を題材にしたミュージカル「ひめゆり」の公演が、首都圏で20年以上続いている。若い俳優が歴史と向き合い「戦争とは何か」と考えながら、学徒の悲劇を演じている。

 6月10日、沖縄本島南部のひめゆり平和祈念資料館(沖縄県糸満市)。舞台で10代の女子生徒と沖縄の民衆を演じる6人の出演者が訪れた。学徒の証言ビデオや資料を食い入るように見つめ、熱心にメモする。陸軍病院として使われた洞窟「糸数アブチラガマ」(南城市)や、学徒が「集団自決」した荒崎海岸(糸満市)にも足を運んだ。

 今回初出演する福田沙樹さん(26)は、2年前の公演を見て学徒隊の存在を知った。「なんで知らなかったのかと、恥ずかしくなりました」。オーディションを受け、出演が決定。亡くなった少女200人以上の遺影を資料館で見て、モデルとなった学徒一人一人の特徴を知った。「普通の女の子が、真っ暗なガマの中で過酷な生活をして看護していた。見たことをそのまま伝えたい」

 「ひめゆり」は1996年の「ミュージカル座」(さいたま市)旗揚げ公演の演目で、全編が41曲の歌で構成されるミュージカル。以来、故・本田美奈子さんや神田沙也加さん、はいだしょうこさんらが主演を務めてきた。近年は毎年、上演されている。

 作詞・脚本・演出を手がけたの…

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