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 2020年東京五輪・パラリンピックの主会場の新国立競技場について、大会後に球技専用とする方針を変更し、陸上トラックを残して陸上と球技の兼用にする方向で調整が進んでいることが3日わかった。すでに陸上、サッカーの競技団体などに意向が伝わっているという。

 新国立の後利用については、球技専用にした方が収益が上がるとして、関係閣僚会議が17年11月に方針を決めた。

 しかしその後、改修に最大100億円かかるとの試算が出た。さらに、大会後に運営権を民間事業者に売却する現在の計画では、年間約30億円の固定資産税がかかる可能性があることもわかり、年間約24億円の維持費以外に出費がかさむ恐れが出てきた。

 一方、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)が民間の事業者に聞き取りをしたところ、「芝にステージを置くと重みで傷むので、収入源のコンサートができない」「収益が望めるのはサッカー日本代表戦など一部だけ」など、球技専用にした時の収益性を疑問視する声が相次いだ。こうしたことから、陸上トラックを残した方がコストが少なくすむ上、ステージを置くのに支障がないのでコンサートを多く呼べるとの意見が関係者の間で強まったという。

 新国立は3日、建設現場が報道…

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