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 逃亡犯条例問題をめぐる香港の混乱を受け、旧宗主国である英国のハント外相は2日、英BBCのインタビューで、1984年の中英共同声明に触れ、「英国は一国二制度のルールや人々の基本的自由をうたった国際的な法的合意に署名した。その合意を守らないならば、深刻な結果をもたらす」などと語った。

 ハント氏は「英国はあらゆる当事者による暴力を非難する」とも述べ、香港政府に「基本的な自由が攻撃を受けているという香港の人々の深い懸念が根本的な原因になっていることを理解するよう求める」と要求した。

 これに対し、中国外務省の耿爽副報道局長は3日の会見で「(英国は)かつての植民者の幻想にひたり、高みからあれこれ指図する悪弊から抜けていない。反省もなく、デタラメを言い続けている」と猛反発。干渉しないよう強く求めた。(ロンドン=下司佳代子、北京=延与光貞)