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 百舌鳥(もず)・古市古墳群の世界文化遺産登録に向け、吉村洋文知事と堺市の永藤英機市長らは3日夜、アゼルバイジャンで開かれる世界遺産委員会に出席するため、関西空港から出発した。委員会は、日本時間で5、6日の間に古墳群が審議され、正式に世界遺産に登録される見通し。

 吉村知事は3日、関西空港で記者団に「最後の最後まで気を引き締めて、大阪初の世界遺産をぜひ勝ち取りたい」と強調。永藤市長も「いよいよこのときが来た。このまま順調に進むことを願うのみ」と語った。吉村知事らは現地で世界遺産の「乙女の塔」などを視察し、委員会に出席する。

 堺市の百舌鳥古墳群と、羽曳野・藤井寺両市の古市古墳群は、4世紀後半~5世紀後半に築造された古墳群。5月に「登録が適当」とする諮問機関の勧告があった。世界遺産に登録されれば府内で初となる。(新田哲史、吉川喬)