【動画】太平の舞を披露する稚児の中西望海君=大村治郎撮影
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 祇園祭・前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行(17日)で先頭を進む長刀(なぎなた)鉾の稚児が5日、京都市下京区の町会所で「太平の舞」を披露した。クジャクの羽根飾りのある冠をつけ、2階から身を乗り出すように体を左右に動かして舞うと、観衆から拍手が起きた。

 太平の舞は無病息災や平安を願うもので、町内の神事始め「吉符(きっぷ)入り」に合わせて披露される。今年の稚児で京都市立御室小4年の中西望海(のぞみ)君(10)と、補佐役の禿(かむろ)でノートルダム学院小5年の杉本崇晃(たかあき)君(11)、京都市立朱雀第四小4年の竹内瑛基(えいき)君(9)は、長刀鉾保存会の役員に舞を見せてチェックを受けた。

 その後、四条通に面した町会所2階の窓辺に登場。祇園囃子(ばやし)に合わせ、優雅に舞った。中西君は「練習の時よりうまくできた。巡行ではもっと大きく体を動かしたい」と話した。(大村治郎)