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 2020年東京五輪・パラリンピックに備え、東京消防庁が救急車の交換時期を調整し、大会期間中は一時的に台数を増やして対応することがわかった。大会がある7~8月は猛暑で救急出動が増える時期。増車分は選手村や競技会場に配備し、選手や観客らの救護にあたる。

 同庁には今年4月1日現在、259台の救急車がある。通常、約6年を目安に新車を購入し、旧車を予備車とした上で、それまであった予備車を手放しているという。この予備車を来年7月までに約80台確保して、費用をかけずに大会本番を迎える方針だ。

 同庁によると、昨年1年間の救急出動件数は81万8062件で、9年連続で最多を更新。大会がある7~8月は、猛暑で熱中症になった人が相次ぐなどして、1年の中でも出動が多い時期だ。大会組織委員会から救急搬送の態勢整備を求められ、同庁が対応を検討していた。(平山亜理