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 岐阜市内のマンション駐車場で3日、同市内の中学3年生の男子生徒が倒れているのが見つかり、その後死亡が確認された。市教育委員会は、男子生徒がいじめを受けていた可能性があるとして、いじめ防止対策推進法に基づく調査委員会の設置を決めた。年内にも調査結果をまとめる。

 岐阜県警の捜査関係者によると、男子生徒の自宅からは、いじめによる自殺をほのめかす内容のメモが見つかったという。県警は、いじめを苦に飛び降り自殺を図った可能性があるとみて調べている。

 市教委によると、男子生徒の学校で6月に実施した定期アンケートで「困っている仲間はいないか」との設問に「(死亡した男子生徒が)嫌な思いをしていると思う」と回答した生徒がいた。また、5月末には、男子生徒が、給食の時間に同級生から嫌いな食べ物を押しつけられたこともあった。いずれも学校側が死亡した男子生徒への聞き取りを実施し、対象生徒を指導するなどして、経過を見守っていたという。

 男子生徒が通っていた中学校では4日、校長が校内放送で生徒が亡くなったことを伝えた。スクールカウンセラーが生徒の心のケアにあたり、夜には保護者説明会が開かれた。