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 和歌山市で4人が死亡、63人が急性ヒ素中毒になったカレー毒物混入事件の発生から、25日で21年になる。この事件では、市民の健康を守る保健所も対応に追われた。事件発生当時から関わり続け、今春、市保健所長で退職した永井尚子さん(65)が、事件後の対応や教訓を語った。

 「保健所にいて、この事件が一番記憶に残っている」。永井さんは和歌山県立医大を卒業後、公衆衛生医として母子の健康増進を担当したいと1988年に保健所職員となった。

 98年7月25日、事件当時は保健対策課長だった。当日は土曜日で休みだったが、翌26日朝、「和歌山で食中毒のような症状」というニュースが目に入った。4人が続けて亡くなり、出勤した永井さんは情報収集に追われた。

 被害者たちが搬送された病院に…

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