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 オーストラリアのモリソン首相は4日、北朝鮮に留学中で6月24日から行方がわからなくなっていた豪州人のアレック・シグリーさん(29)が、北朝鮮国内で拘束されていたが、解放されたと発表した。拘束された理由は、明らかになっていない。

 発表によると、北朝鮮に大使館を持つスウェーデンの当局者が3日、北朝鮮高官に会い、豪政府に代わってシグリーさんの行方がわからなくなっている問題を取り上げた。豪政府は4日朝、拘束されていたシグリーさんが解放されたと連絡を受けた。シグリーさんは北朝鮮を出国した。

 豪公共放送ABCによると、シグリーさんは4日朝、北京空港に到着。報道陣に「私は元気だ。すばらしい気分だ」と語ったが、「拘束されたのか」「何が起きたのか」との質問には答えなかった。シグリーさんは北朝鮮に住んでいた唯一の豪州人で、2018年から平壌にある金日成総合大学の朝鮮文学の修士課程で学んでいた。(小暮哲夫)