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 東京電力は4日、福島第一原発3号機の使用済み燃料プールにある核燃料の取り出し作業を再開した、と発表した。作業は約2カ月ぶりで、7月中に21体を取り出す予定。

 事故時に原子炉内にあった燃料とは別に、建屋のプール内に残っていた核燃料566体を約2年かけて取り出す計画の一環。新たな地震や津波によりプールの冷却設備が壊れる恐れがあり、建屋外の別の施設に移して保管する。4月に7体を取り出した後、作業を検証し、問題がないと判断したため再開した。

 この日は午前中に遠隔操作の専用装置を使って取り出し作業を再開。午後6時ごろまでに、5体を水中で専用の金属容器に収納した。今後、容器ごとクレーンで地上に降ろした後、近くの共用プールに運ぶ。(今直也)