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 熊本地震で被災した第三セクターの南阿蘇鉄道(本社・熊本県高森町)の復旧について話し合う南阿蘇鉄道再生協議会は4日、県庁でJR豊肥線との接続強化について話し合い、今月から協議会の中に検討会を設けて、実現可能性について具体的に調査していくことを決めた。

 検討会は高森町、南阿蘇村、大津町などの自治体や南阿蘇鉄道に加え、JR九州や国にも参加してもらう予定。電化する場合や、豊肥線へ乗り入れる場合の技術的な問題や費用、採算性などを精査するという。

 南阿蘇鉄道はJR豊肥線と接続しておらず、立野駅(南阿蘇村)で乗り換える必要がある。しかし、熊本地震前からJRの列車の多くが、立野駅から二駅西側の肥後大津駅(大津町)発着となっていた。このため、肥後大津駅まで乗り入れできるよう高森町が要望している。肥後大津―立野間は電化されておらず、南阿蘇村の村議らは電化を求めている。