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 高齢者運転者らの事故を防ごうと、国土交通省は5日、アクセルとブレーキペダルの踏み間違い防止に向けて後づけできる装置の開発計画を8月初旬をめどにつくるよう、トヨタ自動車やホンダなど国内主要メーカー8社に要請した。

 政府が6月にとりまとめた交通安全の緊急対策で、後づけの運転支援装置の普及や踏み間違い防止装置の認定制度の創設が盛り込まれたことを受けた措置。後づけの踏み間違い防止装置は、トヨタやダイハツ工業が販売を始めているが、対象車種はごく一部に限られている。国交省の工藤彰三政務官は、「後づけ装置が可能な車種を大きく拡大してもらいたい」と述べた。各社の計画を踏まえ、国交省は年内に装置の認定制度をつくる。

 踏み間違い防止装置は、車体の前後につけたセンサーで障害物を検知したとき、急なアクセル操作がされても無効にする。多くは時速10キロ以下の低速時が作動条件になっており、駐停車の前後に誤って急発進してしまうような事故に有効とされている。(贄川俊