夏の甲子園で使うボール「1球の重み考えながら」テスト
第101回全国高校野球選手権大会で使うボールのテストが5日、大阪市内であり、ベテランの審判委員ら約20人がボールの弾み具合や重さ、形状を調べた。
弾み具合は、高さ約4メートルから50センチ四方の大理石の上に落とし、弾む高さを点検。大会前まで温度と湿度の管理された部屋に保管されるという。
大会で使う2100個がそろった。日本高校野球連盟の窪田哲之・審判規則委員長は「1球の重みや大切さを考えながらボールを見た。一層大会が近づくことを実感して、気も引き締まります」と話した。
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