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 韓国・ソウルを拠点に活動する「ソウル・ジャーニーマン」という野球チームがある。ジャーニーマン(旅人)は、プロ球団を渡り歩く選手を意味する言葉だ。エリート偏重とは一線を画する活動を行い、選手の社会適応も支援している。その存在は、韓国スポーツ界への問題提起を含んでいる。

プロから放出の選手ら

 創設したのは、韓国スポーツ人材育成協会の崔益誠(チェイクソン)代表。2012年から、プロ球団から放出され、復帰を目指す選手や、プロから声がかかっていない高卒選手たちに、実力を培う場を提供してきた。

 トレーナーやメンタルコーチの下、個人の能力を引き上げるトレーニングが中心。「不足している身体能力を集中的に鍛え、個々人の特長、人柄、考え方に合わせて練習させます」と崔代表。実戦は、プロ2軍や大学との交流戦を行う。これまで、5人をプロ球団に送り込んでいる。

 1994年から2005年まで外野手として韓国プロ野球に在籍した崔代表自身が、ジャーニーマンだった。計6球団を渡り歩き、通算621試合に出場し、打率2割6分7厘、60本塁打の成績を残した。ハンファに所属した1999年には、韓国シリーズで逆転本塁打を放ち、優勝に貢献した。

 「20歳代前半で選手生命が終わる選手も多く、もったいない。若い世代が野球を続ける機会を得られるように、と始めました」

 野球を含む韓国スポーツ選手の…

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