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 技能を持ちながらくすぶるシニアに活躍の場を――。トヨタ自動車OBで「認定NPO法人ささえあい」理事長の神尾隆さんの思いは。

高齢化社会に活力

 ――シニアの就労支援を活動の柱に据えています。狙いは何ですか。

 「65歳以上の人口は3500万人に達し、日本人のおよそ4人に1人まで増えています。少子高齢化の影響で、この割合は今後も上がるでしょう。一方で、定年を迎えても働きたいという人は大勢います。日本が持続的に成長していくには、元気なシニアの活力が欠かせません」

 「国は65歳までの雇用義務を企業に課しています。ただ、多くの企業では60歳を超えると処遇が悪くなります。役職から外れ、昔の部下に仕えないといけないこともあります。その一方、人手が足りない中堅中小企業はたくさんあります。技能や技術を持つシニアが活躍できる場面もあるはずです」

 ――ハローワークやシルバー人材センターでは足りないですか。

 「年齢層を絞った支援が私たちの特徴です。会員には自らの強みや資格を登録してもらい、提携する人材紹介会社を通じて、シニアを雇ってもいいという企業とマッチングします。大切なのは、元気なシニアの選択肢を増やすこと。技能をいかして働きたい中高年の役に立ちたいと思います」

 ――実際の引き合いはどうですか。

 「従業員1千人以下の地元企業…

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