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 中国・上海で「ごみ分別」が人々の話題をさらっている。「環境保護(エコ)社会」を目指す習近平(シーチンピン)国家主席の号令の下、上海は他の大都市に先駆け、分別を義務づける生活ごみ管理条例を7月1日から施行した。市民は慣れない分別作業に右往左往している。(上海=宮嶋加菜子)

 午前8時、20階建てのマンションが約20棟立ち並ぶ上海市中心部の団地。普段は敷地内の見回りや掃除をしている保安員の男性たちが、ごみ収集所で高さ1メートルほどのプラスチック製の大きなごみ箱を荷車に載せて回収していた。

 今回の条例では、生活ごみを「生ごみ」、ペットボトルや瓶などの「リサイクル品」、使用済み電池などの「有害ごみ」、その他の「乾燥ごみ」の四つに分別した上で、毎日朝晩の決まった時間に設置された専用のごみ箱に捨てることを市民に義務づけた。

 この団地では、午前、午後ともに6~8時の間、各所にごみ箱が配置される。時間を過ぎると保安員に回収され、捨てられない。

 住民たちは先月まで、昼夜問わず、様々なごみをまとめて袋に入れ、収集所に捨ててきた。60代の男性は「どのごみをどの箱に捨てれば良いか、迷っているうちにごみ箱の回収時間が来た」。30代の女性も「ごみ捨てのために早起きするなんて考えたこともなかった」と話した。

 ごみ箱を回収した保安員たちに…

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