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 山口県萩市が建て替えを進めていた市総合福祉センターが完成し、6日に記念式典があった。中国地方で初めての音声案内機能付きの多目的トイレなど、バリアフリー化を徹底した施設で、高齢者や障害者、子育てなど主に市の福祉関係部署6課が入居する。8日から一部利用が始まり、16日に本格オープンする。

 センターは、市役所本庁舎東隣にあり、鉄筋コンクリート3階建てで延べ床面積4543平方メートル。昨年2月に着工し、先月完成した。総事業費は19億6200万円。

 補助犬専用のトイレや、聴覚障害者向けに火事や災害の発生を文字で知らせる電光掲示板を、いずれも県内で初めて整備した。2016年の熊本地震を受け、6千人の3日分の非常食を備蓄するほか、自家発電装置も備える。

 藤道健二市長は「車いす用の広いエレベーターを備えるなど、建物の随所に利用者の意見を採り入れた。使ってもらって初めてこの建物が生きる」と話した。(林国広)

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