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 駅までの道順を教えてくれたお礼に相手に抱きつき、その隙に財布を抜き取ったとして、大阪府警は6日、2人組の男を窃盗の疑いで逮捕し、発表した。「抱きつきスリ」と呼ばれる手口で、府警は似顔絵を作製して2人の割り出しを進めていた。

 捜査3課によると、逮捕されたのはいずれも職業不詳で、大阪市阿倍野区の出野竜平容疑者(22)と同市浪速区の大西聖斗容疑者(22)。2人は5月11日午前2時半ごろ、同市中央区日本橋2丁目の歩道で、飲酒後に歩いていた男性(67)に「南海なんば駅はどこ?」と尋ね、道順を教えてもらった後、感謝を装って抱きつき、その隙に男性のズボンの後ろポケットから現金6万円などが入った財布を盗んだ疑いがある。

 同課によると、6月までの約1年間に大阪・ミナミの繁華街を中心に同様の被害が約50件あり、府警は関連を調べる。