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 福井県大野市で捕獲された野生イノシシ2頭から家畜伝染病「豚(とん)コレラ」の陽性反応が出たと、同県が7日発表した。昨年9月に岐阜市の養豚場で発生が確認されて以降、同県内で感染が確認されたのは初めて。

 県農林水産部によると、2頭は6月29日と今月3日、大野市内の山間部の別々の場所で捕獲された。市内には養豚施設が一つあり、84頭を飼育。6月29日の捕獲場所から5・4キロ、今月3日の捕獲場所から3・4キロ離れているという。

 県内では現在、大野市を含めて八つの養豚施設で約2600頭が飼育され、県は昨年9月以降、消毒用石灰を配るなどの対策を講じてきた。今回の感染確認を受け、県は大野市の施設に7日立ち入り検査し、消毒作業や野生のイノシシが入り込まないよう柵で囲うなど対策を強化する方針。(平野尚紀)