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 核兵器のない世界をめざし、世界中で取り組まれている「ヒバクシャ国際署名」を呼びかける宣伝行動が7日、長野市の長野駅前であった。被爆者らがマイクを握り、核兵器禁止条約が発効できるように、署名への協力を求めた。

 同条約が国連で122カ国の賛成で採択されてから今月で2年。長野県内で署名運動を展開する県推進連絡会によると、条約への批准は23カ国(4月現在)で、50カ国に達すれば発効される。

 広島で被爆した藤森俊希さん(75)=茅野市=や、今井和子さん(78)=長野市=らはこの日、世界で唯一の戦争被爆国である日本政府が、同条約に署名・批准をしていないことを批判。今井さんは「核兵器がいかに残虐で非人道的かを知っている日本が先頭に立って解決を訴えれば、世界の平和活動は大きく躍進する」と語った。

 同連絡会によると、県内の署名数は6月末時点で17万5千人分を超えたという。目標は2020年までに100万人分。(北沢祐生)