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 大津市は今月から、道路へのカラー表示で運転手に安全運転と注意を促す「キッズゾーン」を市内の幼稚園や保育園などの周辺に設ける。まずは4園で効果を検証し、残る149園の周辺にも広める方針。ボランティアが園児の散歩を見守る「キッズガード」も2園をモデルに始めるという。

 市内の県道交差点で5月、車同士の衝突に巻き込まれて散歩中の保育園の園児2人が死亡、園児1人が一時意識不明の重体、園児と保育士13人が重軽傷を負った事故を受けた対応。

 キッズゾーンについては、国も制度の創設を6月に閣議決定した。一方で市は緊急の対策が必要だとして、全国に先駆けて独自に進めることを決めていた。

 市によると、モデルの4園は、園や県警と実施した散歩コースの点検結果をふまえて選んだ。事故の被害に遭った保育園と同じ法人が運営するレイモンド瀬田こども園(大江4丁目)もその一つ。園近くの市道4カ所の路面に、緑と白色の塗装で「キッズゾーン」と大きく表示するという。(新谷千布美)