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 太平洋戦争中の激戦地に残された日本兵の遺品。日章旗や手紙、写真といったものが米軍兵士によって持ち帰られたが、50年ほど前、遺品を持ち主の遺族らに返す取り組みが米国で始まった。始めたのは米国に住む三重県出身の医師だ。半世紀近い地道な活動はいま、新たなメンバーに引き継がれている。

 昨年11月、横浜市の野村恵美さん(54)は、長崎・五島列島で暮らす父親と一緒に1枚のはがきを受け取った。

 はがきは、伯父の山口茂男さん(故人)が出征前に働いていた会社の上司に宛てたもの。野村さんによると、山口さんは西太平洋のマリアナ諸島で1944年7月ごろに戦死したという。

 野村さんにとっての伯父は「家族で戦死した人がいる、としかわからなかった。どこかひとごとのようだった」という。はがきを目にして「若かった伯父は戦争から帰ったら、やりたいことがたくさんあったんだろう」と感じた。

 野村さんを訪ねてはがきを届け…

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