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 2020年7月24日、東京は世界に何を発信するのか。半世紀ぶりに迎える五輪の開会式がこの日午後8時から11時まで、新国立競技場で行われる。演出メンバーは総合統括の狂言師、野村萬斎さんをはじめ8人。メンバーの過去の発言などから、1年後の祭典の輪郭を探った。

 五輪の開会式はあらゆる最先端の技術が盛り込まれ、開催都市、国を世界にアピールする格好の舞台だ。ただ、大会ごとに派手になってきた演出をたしなめるように、萬斎さんは昨年7月の会見でこう話している。

 「シンプルかつ和の精神に富んだものにしたい。お金とは別の意味で、上質な、日本の精神にのっとったものにしたい」「謙虚さが、ある意味で和の精神かなと思っている」

 大会組織委員会は今年2月、開閉会式の制作費が招致段階の91億円では足りないとして、上限を130億円に増やした。しかし12年ロンドン大会の160億円や、いずれも計画段階ながら24年パリ大会の148億円、28年ロサンゼルス大会の184億円も下回る設定となっている。これらのことから、「控えめで、けれん味のない」演出が予想される。

 組織委が式典に通じるコンセプトの一つに掲げるのが「参画」だ。「多くの人々が自分も式典に関わっていると感じられるような、みんなでつくる式典を目指す」としている。

 演出メンバーで歌手の椎名林檎さんは、2年前の朝日新聞のインタビューで「市井の知恵が結集したものの方が日本の良さが出る」と語っている。過去大会は演出について情報管理が厳しかったが、今大会はアイデアを公開し、広く意見を募る局面があるかもしれない。

 また椎名さんは、「日本の場合…

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