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 インテリア専門商社サンゲツ(名古屋市)はオーダーカーテンのネット通販に参入した。壁紙や床材を施工業者などを通じて販売しているが、消費者に直接売るのは初めて。カーテン市場は縮小が見込まれ、販路を広げるねらいだ。

 新しいサイトは「ワードローブ サンゲツ」。カーテンを中心にクッションやベッドカバーを扱う。カーテンの生地は麻や綿などの天然繊維を使い、色や柄が異なる60種類から選べる。従来の販路では扱わない独自の商品だ。1センチ刻みで注文ができ、200センチ四方で3万円前後が中心。

 同社のルーツは江戸時代創業の表具店。自社で商品を開発し、製造はメーカーに任せている。全国でトップシェアの壁紙のほか床材やオーダーカーテンも手がけ、施工業者や代理店を経由して売る。消費者は全国8カ所のショールームで商品を見られるが、その場で買うことはできなかった。

 人口減少で、カーテン市場は縮小するとみられる。ただ、ネット通販は広がっており、ニトリなどの家具大手が力を入れるほか専門サイトも目立つ。サンゲツ担当者は「チャレンジする価値がある」と意気込む。通販での売り上げは早期に年5億円をめざすという。(竹山栄太郎)