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 松江市は9日、特別養護老人ホーム「長命園」(同市上乃木10丁目)で1月、70代の入居女性に対する虐待があったとして、介護保険法に基づき1カ月(8月1~31日)の新規利用者受け入れ停止の処分をした、と発表した。8日付。ベッドから転落して骨折した女性を速やかに病院に搬送しなかったという。

 市介護保険課と同園によると、入居女性は1月17日午後11時ごろ、夜勤の40代の女性職員がベッドの柵を外した際に転落。職員は女性をベッドに戻したが、3時間後の見回りの際に鼻血や顔の腫れが確認されるまで救急車を呼ぶなどせず放置した。女性は右足の骨折と眼底周囲の打撲だったといい、病院が虐待の可能性を同園に伝えた。女性は病院で5月下旬に死亡した。市は骨折との因果関係について「松江警察署が調べており、分からない」としている。

 職員は4月、園長が骨折事故の責任を取って退職することになった際に転落の事実を告白したという。園は入浴介助の際に骨折することもあることから原因が分からないままだったという。職員は退職し、園長も交代したという。

 職員は市の調べに対し、パッド…

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